選挙に向けて勉強1- キャスティング・ボード

何となく始めてみる。普段使わない言葉・用語から選挙に向けたお勉強を。

今日のお題「キャスティングボート」(casting vote)
 例:近年国会では、公明党がキャスティング・ボートを握り、法案成立の可否を左右している

キャスティング・ボートとは、「二つの大きな勢力がほぼ等しい場合,大勢を決める力をもっている第三の勢力」(三省堂デイリー新語辞典)と表現される。例えば、15人で何かを決めるとき、賛成反対が7人ずつになり、残り1人次第でどっちにでも転ぶようなとき、その1人が持っている力(投票する票)のこと。

実際の話で言うと、与党の自民党と野党の議席数が比較的拮抗しているため、第3の党・公明党が少数でありながら、どちらにつくかが議決に大きく影響するという状態。このとき、「公明党がキャスティング・ボートを握る」とか言ったりする。与党・自民党が公明党に協力をしてもらおうと、「お伺い」を立てるため、人数(議席数)のわりに公明党は強い発言力を持つことできる。

今回の選挙で特に注目なのは、公明党ではなく、郵政民営化法案に反対した自民党の造反議員。言い換えると、国民新党、新党日本、無所属の方々。解散時の議席数を見ると、造反議員を除いた自民党+公明党の人数は半数+数人。だから、選挙結果によっては2党連立でも過半数を確保できない可能性もある。各委員会でも過半数を握るためには「(絶対)安定多数」が必要だが、それはもっと難しい。

そこで選挙後、大政党は、新党や無所属で当選した議員に協力してもらうことで、人数を確保しようと動き出す。いつでもそうだけど、今回は人数がかなり多くなりそうなので、その人たちの動向が注目される、自民党が過半数/安定多数を握れるかどうかという所でキャスティング・ボートを握る、と。テレビ朝日のサンデープロジェクトで、森前総理と田原総一郎が話してた。

誰に投票するかは決めれないけど、ニュースを見るには多少参考になるお話でした。
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by sy_tram | 2005-08-28 11:27 | ニュース・教養
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